10 Best coffee shops in Central London-ロンドンの美味しいコーヒーショップ10選

イギリスと言えば紅茶。そんなイメージをお持ちの方が多いのでは?

紅茶ももちろん美味しいけど、お気に入りの茶葉を日本で淹れても味が違います。ロンドンの水は硬水、日本は軟水。お水で全然味が違ってきます。一方のコーヒは、ビーンズやその淹れ方で味も異なり、自宅でお店の味を再現するのは難しいのも現実。。

ロンドンはここ10年でかなりのコーヒーブーム。新しいコーヒーショップが至るとことにオープンしています。このブームの火付け役となったのがFlat White なるドリンクの登場。

image- coffeehow

image: Coffeehow

フラットホワイトとは?

フラットホワイトとは、エスプレッソにミルクを合わせたもの。エスプレッソの上にスチームミルクを丁寧に重ねていきます。カフェラテと似たようなイメージですが、フラットホワイトの特徴はミルクに対してエスプレッソの量がカフェラテよりも多い事。
そのため、ミルクを使いながらも、エスプレッソの濃厚なコクや苦みがひと口目からしっかり感じられます。濃いめのコーヒーが好きな方にはおすすめ。

2023年の調査では、フラットホワイトが37%でロンドンで飲まれているコーヒーの1位を獲得。ラテが19%、カプチーノが15%だったのに比べて根強い人気を誇ります。因みに2018年の順位は、ラテ、カプチーノ、フラットホワイトの順でした。

ロンドンの東、ショーディッチやシティのエリアにも美味しいお店はたくさんありますが、今回はセントラルロンドンに絞ってご案内します。完全な主観です。悪しからず。。


10 best coffee places in London!ロンドンのコーヒーショップ10選

〰️

10 best coffee places in London!ロンドンのコーヒーショップ10選 〰️

1. Flat White (フラットホワイト)

その名もフラットホワイト。このお店を無しにして、フラットホワイトは語れません。ロンドンから見たら地球の裏側、オーストラリア人とニュージランド人の2人の野望、「ロンドンにフラットホワイトを浸透させよう」と2005年にオープンしたのがお店の始まり。当時はまだロンドナーに馴染みのなかった飲み物をここまでメジャーにしたお店と言っても過言ではありません。今でも常連客が多く、小さな店内は常に賑わっています。

 


2. Grind(グラインド)

ロンドンの東、ショーディッチ地区に2011年にオープンして以来、人気のお店。ライトピンクのカラーが目印。コーヒートラックも含めてロンドンに10店舗以上あります。今回は、1のフラットホワイトのそばのソーホー店へ行きましたが、ロンドンブリッジのバラマーケットの中の店舗はエスプレッソバーの他、カクテルバーやレストランもあります。オンラインショップも展開し、エスプレッソマシンやポッドも販売してます。条件付きで学生割引があるのも嬉しい。

 


3. Workshop Coffee

ワークショップコーヒーの店内はまるで、実際にワークショップにいるような雰囲気で、今にも工場で絶え間なく働く機械の音が聞こえきそうなイメージ。常連客はもちろんのこと、初めての方も、清潔で控えめな空間でコーヒーを楽しめます。小さいながらもエスプレッソバーの奥には寛げる空間があります。イギリスのかつてのコーヒーハウスがそうであったように、まるでコーヒー介して社交的な交流を奨励するかのよう。

 
 

4. Kiss the Hippo

2018年にリッチモンドで最初の店舗をオープン。以来、ロンドンに数店舗の事業を拡大。コーヒー豆は農家から直接調達され、カフェはRainforest Trust UKやNational Literacy Trustなど多くの慈善団体をサポートしています。Kiss the hippo の焙煎所はSoil Association(英国土壌協会- 有機農産物の検査や認定を行う機関)に認定され、従来の方法よりも80%少ない燃料を使用しています。これに加えて、バリスタも厳しい訓練を受けていて、ラテアートを学べるコースも実施しています。バナナケーキとフラットホワイトを頂き、£7.6でした 。

 
 

5. % ARABICA

2013年、ケネス·ショージ氏によって香港の小さなカフェとしてコーヒーブランド「% Arabica」をスタート。そして2014年、「コーヒーで世界を見る」をモットーに、日本の京都の嵐山にグローバル旗艦店をオープンしました。それから10年、現在では日本に6店舗、その他アジア、中東、ニューヨークやロンドンなどの主要都市に130以上の%アラビカの店舗を有します。フラットホワイトをいただきましたが、「京都ラテ」や、コンデンスミルクの入った「スパニッシュラテ」もお勧め。

 

6. HR Higgins Coffee Company

第二次世界大戦の最中、1942年にHarold Rees Higgins氏 が娘と共にオープン。ヒギンズ氏はナイトウォッチャーとして空襲による火事の監視に当たる傍ら、毎日コーヒーを挽いていたとの事。地下がカフェになってます。英国王室御用達でもあります。お店の創設にちなんだ、1942 ブレンドがお勧め。

 
 

7. Omotesando Koffee

フレンチレストランでキャリアを積み、バリスタの専門性を追求し新たな道を築き続ける國友 栄一 氏のプロデュースにより、ロンドンにも店舗がオープン。表参道の「KOFFEE MAMEYA」と同じく、ブランドのコンセプトは「キューブ」木目の柔らかみと四角形のシャープさが斬新さを表しています。香港やシンガポールにも支店あり。抹茶ラテの似合うお店。

 
 

8.  Monmouth Coffee Company

コーヒーマニアのロンドナーでここを知らない人はおそらくいない!?コベントガーデンとチャイナタウンに近く、脇道に面し店舗も小さいにも関わらず、いつも行列。コーヒー豆を買う人にはその場で淹れて試飲までさせてくれます。量は少なめなので割高でも個人的にはロンドンで一番美味しいコーヒーを淹れるお店では?と信じて疑いません。テイクアウト用の紙カップはないので、お店で5ポンドのセラミックのカップを購入。次回来店時に返却するとデポジットも戻ってきます。私はカップを持っての常連。ここのカヌレも絶品。日曜はクローズなのでご注意ください。

 
 

9. Kaffeine

オーストラリア、ニュージーランドのコーヒーカルチャーを受け継ぐお店。バニラの香りの広がる濃いめ、かつまろやかな味わいのコーヒーもさながら、ここでの軽食もお勧め。サンドウィッチ、キッシュやカップケーキ等、ランチをとりに来るビジネスマンも多く訪れます。

 

10. Kozze

食事も楽しみながら美味しいコーヒーを飲みたいという人にはこちら。朝はイングリッシュブレックファースト、フレンチトースト、昼はパンケーキ、サンドウィッチ。カクテルやクラフトビールなどもあり。ソーホー地区にあります。

 
 

最後までお付き合いいただき有り難うございました!

Previous
Previous

Japonism-what to see in The Courtauld Gallery コートールドギャラリーに見るジャポニズムの影響

Next
Next

Pubs in Wapping〜ワッピング・ローカルパブ