Tower of London

ロンドン塔 

所要時間の目安:2−2.5時間(ジュエルハウスの混雑状況により異なります。)

ロンドンにある4つの世界遺産のうちの一つ、テムズ川のほとりに聳え立つロンドン塔。フランスのノルマンディー地方より遥々海を超えてきた、ウィリアム征服王によって、最初に砦として1087年頃に建てられたました。それ以来様々な目的としてー宮殿、要塞、拷問室、処刑場、王立造幣局、動物園、武器庫、宝物庫など。聖エドワードの王冠、宝珠、王笏(おうじゃく)、指輪のセット。これらの「即位の宝器」は2023年、チャールズ国王の戴冠式で使用されたアイテム530.2カラットもの世界最大のカットダイヤモンド等、眩いばかりの23,000以上の貴重な半貴石で構成された英国王室保有のコレクションをご覧いただけます。ロンドン塔は、バッキンガム宮殿やウィンザー城と同様に、君主のチャールズ国王が城主。その為、ロンドン塔内部に住み、500年以上に渡ってロンドン塔を見守り続けるビーフィーター(正式にはヨーマン・ウォーダー)や、王室近衛兵の姿も見受けられます。

ロンドン塔の真のガーディアン?ーレイヴン(ワタリガラス)

『カラスがいなくなるとロンドン塔は崩壊し、ロンドン塔を失ったイギリスは滅びる』との言い伝えを踏まえ、17世紀よりから残る習慣。明治時代の文豪、夏目漱石の小説「倫敦塔」でもカラスについて触れています。

ロンドン塔で最も古いホワイトタワーには、何と1613年にイギリス東インド会社により届けられたという、2代将軍・徳川秀忠が国王ジェームズ1世に贈った鎧兜の展示もあります。内部は子供向けのアトラクションも多く、お子様連れでも安心してお楽しみ頂けます。

※ 訪問には別途入場料がかかります。